キハ27 52



1962年10月16日帝国車両製の4次車で、昭和37年度本予算で苗穂機関区に新製配置された。同一ロット52〜55全車が苗穂へ配置された。苗穂では道内全域の急行で長く活躍した。苗穂では国鉄末期まで急行用として活躍し急行の廃止後は普通列車でも使用されるようになった。国鉄末期の「60-3改正」では苗穂の所要数減少により余剰となり、老朽化のため1985年10月21日付で廃車となった。なお前頭部はキハ53 505の後位側へ転用された。

前面は、前面補強されていない。ワイパーはWP50に改造されているが正面窓下の手すりは原形のままで、苗穂工場では珍しい形態である。デフロスタは北海道標準で左右両側に取り付けられている。当車は温水暖房付きの制御用ジャンパ受栓を取り付けている。放送ジャンパ受栓は、ステップ下部へ設置されている。タイフォンカバーは、原形のシャッター式カバーである。テールライトは原形の内ばめ式である。
側面はほぼ原形のままであり、原形の戸当たりレール2本のドアが付いている。
屋根上は、ほぼ原形のままである。
床下はほぼ原形である。


キハ58イラストのページへ戻る

キハ58系のページへ戻る

ホームへ戻る