キハ28 470



1966年6月4日日本車輌製の7-1次車で、昭和40年度第2次債務で小牛田機関区に新製配置された。同一ロット468〜472全車が小牛田へ配置された。小牛田では東北本線北部の急行「たざわ」「陸中」「千秋」等で活躍した。この状態は国鉄末期まで長く続き、「57-11改正」で急行が廃止されると、東北本線、石巻線、陸羽東線の普通列車で使用されるようになり、そのままJR東日本へ継承された。JR化後も引き続き東北本線、石巻線、陸羽東線で活躍し、快速「南三陸」「いでゆ」でも使用された。しかし1990年よりキハ110系が水郡線に投入され捻出された冷房キハ58系やキハ40系が小牛田に転入すると余剰となり、1990年7月2日付で廃車となった。

前面は、郡山工場で前面補強が施工されている。ワイパーWP50へ更新されており、それに伴い正面窓下の手すりが下がっており、郡山工場・盛岡工場で良く見られる形態となっている。放送用ジャンパ受栓は、原形のステップ一体型となっている。タイフォンカバーは、原形のシャッター式となっている。テールライトは新製時より外ばめ式である。正面窓上の雨どい・通風口とも原形である。貫通扉に小牛田時代の快速「南三陸」「いでゆ」用ヘッドマーク受けが残っている。
側面は、ほぼ原形のままである。
屋根上はほぼ原形のままである。
床下もほぼ原形である。スノープロウは複線用を装備している。


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