キハ28 473



1966年6月11日日本車輌製の7-1次車で、昭和40年度第2次債務で小牛田機関区に新製配置された。同一ロット473〜477のうち、473・474が小牛田へ配置された。小牛田では東北本線北部の急行「たざわ」「陸中」「千秋」等で活躍した。この状態は国鉄末期まで長く続き、「57-11改正」で急行が廃止されると、東北本線、石巻線、陸羽東線の普通列車で使用されるようになった。国鉄最後の「61-11改正」では急行型電車の格下げが進み、東北本線の架線下気動車列車が電車化され、当車は老朽キハ22の置き換え用に山形へ転属しそのままJR東日本へ継承された。JR化後は山形配置で奥羽本線、米坂線、左沢線、陸羽東線・西線で活躍したが、1990年よりキハ110系投入による車両転配で山形へキハ40系が転入すると余剰となり、1990年7月2日付で廃車となった。

前面は、前面補強が施工されていない。ワイパーWP50へ更新されており、それに伴い正面窓下の手すりが下がっており、郡山工場・盛岡工場で良く見られる形態となっている。放送用ジャンパ受栓は、原形のステップ一体型となっている。タイフォンカバーは、原形のシャッター式となっている。テールライトは新製時より外ばめ式である。正面窓上の雨どいは原形のままであるが、通風口は助手席側が撤去されている。
側面は、ほぼ原形のままである。
屋根上はほぼ原形のままである。
床下もほぼ原形である。スノープロウは複線用を装備している。


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