キハ28 478 → キハ28 2478



1966年6月11日日本車輌製の7-1次車で、昭和40年度第2次債務で高松運転所に新製配置された。同一ロット473〜477のうち、475〜477が高松へ配置されている。高松では四国全域の急行で使用された。1970年2月26日付に冷房化及び4VK電源装置取り付けで2478へ改番された。1970年以降四国では勾配線用のキハ65の大量投入が行われており、キハ28は次第に比較的平坦な徳島地区で活躍した。1973年以降高松運転所が手狭になってきたことから大半のキハ28は徳島へ転出し、当車も1972年度中に徳島へ転出した。以降は主に急行「阿波」「むろと」「よしの川」で活躍したが、詳細は不明ながら事故に巻き込まれたものと思われ、1984年4月20日付で廃車となった。

前面は、前面補強されておらず、またワイパーもWP35のままですっきりした顔立ちである。制御用KE53ジャンパ受栓の位置等も、四国標準の形態。放送ジャンパ受栓は、原形のステップ一体型である。タイフォンカバーはスリット状カバーへ改造されている。テールライトは当次車では新製時より外ばめ式である。
側面は、早期の廃車なので特に手を加えられておらずほぼ原形のままである。3位側側面に、4VK発電セット用の吸気口が設置されている。
屋根上は、標準的な冷房車の形態でデッキ上の通風器は残存したままである。
床下は、冷房化により4VKが搭載された以外は原形のままである。


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