キハ58 567



1964年10月31日新潟鉄工製の6-3次車で、昭和39年度本予算で新潟運転所に新製配置された。同ロット565〜568全車が新潟へ配置された。新潟では急行「赤倉」をはじめ、「越後」「羽越」「いいで」「うおの」等で使用された。「57-11改正」で新潟地区の急行が大幅削減された後はキハ55系に代わり磐越西線・米坂線の普通列車で主に使用された。しかし国鉄最後の「61-11改正」で運用の見直しにより余剰となり、中期車ながらJRへ継承されず1986年12月20日付で廃車となった。

前面は、新潟地区標準の前面補強がされている。ワイパーは強化型のWP50に更新され、それに伴い手すりが若干下がっているのは、新潟地区の標準スタイルである。正面窓上の通風口・水切りは原形のままである。タイフォンカバーは国鉄新潟地区特有の竹槍状のカバーである。テールライトは外ばめ式に改造されている。デフロスタは新潟地区標準で、左右両側に付いている。
側面は、ほぼ原形のままである。
屋根上は、水タンクが新潟地区特有の平べったいものに交換されている。
床下では、単線用スノープロウを取り付けている以外は原形のままである。


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