キハ58 807



1962年3月12日東急車両製の2次車で、昭和36年度本予算(残)で直方気動車区へ配置された。同一ロット805〜808全車が直方へ配置されている。直方では本州方面の修学旅行列車や、閑散期には筑豊地区の急行で活躍した。しかし山陽新幹線博多開業に伴う「50-3改正」で本州方面の修学旅行輸送は無くなり、またキハ66・67が新製され筑豊地区の急行へ投入されたことから以降は専ら筑豊地区の普通列車専用となった。そして1978年以降は塗装も一般の急行色へ変更された。しかし筑豊地区の地方交通線の廃止により余剰となり、1986年3月31日付で廃車となった。

イラストは急行色へ変更前の1978年頃のものである。1980年代の情報をお持ちの方がいらっしゃったらご教示願いたい。
前面は、前面補強が施工されていない。ワイパーは原形のWP35のままであり、正面窓下の手すりも原形のままである。放送用ジャンパ栓納め取り付けられておらず、ケーブルは標識灯掛け等に引っ掛けられていた。テールライトは原形の内ばめ式のままである。タイフォンはスリット式のままである。
側面はほぼ原形のままである。便所窓位置が高いのが800番台の特徴である。
屋根上は、原形のままである。
床下はほぼ原形である。


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