キハ65 19 → キハ71-2



1970年2月20日日本車輌製の3次車で、昭和44年度第2次債務で竹下気動車区へ配置された。同一ロット17〜20のうち17〜19が竹下へ配置されている。竹下では急行「いなさ・弓張」等の長崎本線系統の急行冷房化に使用された。1972年には比較的平坦な長崎本線のキハ65を横断線で使用することになり、1972年11月21日付で大分へ転出した。その後は急行「由布」「火の山」等の横断急行で国鉄末期まで長く活躍し、そのままJR九州へ継承された。JR化後は急行の減車で余剰気味となっていたところへ新型ジョイフルトレインの種車として選ばれ、1989年2月28日付で「ゆふいんの森」のキハ71-2へと改造された。改造後は竹下配置となり、その後直方気動車区竹下運用、筑豊篠栗鉄道部博多運用と組織は変わったが引き続き竹下ベースに特急「ゆふいんの森」として活躍している。

外観は車体が新製され、床下機器も機関換装がなされており台車等一部の部品が残っているに過ぎないが、DT39系台車を履く最後の2両として貴重な存在である。

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