キハ65 31



1970年6月1日日本車輌製の4次車で、昭和44年度第3次債務で高松運転所へ配置された。同一ロット29〜32全車が高松へ配置されている。高松では比較的平坦な徳島地区を除く四国全域の急行列車の冷房化に使用された。国鉄末期まで用途は変わらず使用され、そのままJR四国へ継承された。JR化後は1988年1月21日付でバケットシート化され、1989年4月3日付で「四国色」へ変更された。1990年11月21日ダイヤ改正で最後まで残っていた急行「土佐」が特急格上げされ当車はローカル運用に転用されることになり、1990年11月21日付で松山へ転属した。以降予讃線・土讃線の普通列車で使用されたが、徳島から急行「よしの川」廃止により捻出された69が転入すると余剰となり、1997年12月19日付で廃車となった。

前面は登場時ほとんど変わっていない。
側面もほぼ原形のままであるが、タブレットキャッチャーの取り付け座及びドア横の保護板が撤去されている。また、客室強制換気の吸気口も撤去されている。
屋根上はほぼ原形のままであるが、排気口が上へ延長されている。。
床下はほぼ原形であるが、スカート下のスノープロウは取り外されている。1990年代中盤より台車等を含めた床下機器がグレーで塗装されている。


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