キハ65 43



1970年6月18日富士重工製の4次車で、昭和44年度第3次債務で高松運転所へ配置された。同一ロット41〜44全車が高松へ配置されている。高松では比較的平坦な徳島地区を除く四国全域の急行列車の冷房化に使用された。国鉄末期まで用途は変わらず使用され、そのままJR四国へ継承された。JR化後は予讃線・土讃線の特急格上げにより捻出され、1988年3月に徳島へ転出している。前後し1988年3月10日付でバケットシート化され、1988年9月12日付で「四国色」へ変更され、引き続き急行「阿波」等で使用された。しかし1989年7月22日のダイヤ改正で急行の大幅削減が行われた際に余剰となり、1990年3月31日付で廃車となった。

前面は登場時ほとんど変わっていない。
側面もほぼ原形のままであるが、タブレットキャッチャーの取り付け座及びドア横の保護板が撤去されている。
屋根上はほぼ原形のままである。
床下はほぼ原形であるが、スカート下のスノープロウは取り外されている。


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