キハ65 51 → キハ71-1



1970年5月7日日本車輌製の4次車で、昭和44年度第3次債務で長野運転所へ配置された。同一ロット51・52・512・513のうち51・512・513が長野へ配置されている。長野では急行「きそ」「ちくま」「越後」で使用された。当時なぜ暖地向けの当車が長野へ配置されたのかは不明であるが、翌1971年に長野へ514〜518が新製配置されると当車は1971年7月20日付で大分へ転属した。大分では急行「由布」「火の山」等の横断急行で国鉄末期まで長く活躍し、そのままJR九州へ継承された。JR化後は急行の減車で余剰気味となっていたところへ新型ジョイフルトレインの種車として選ばれ、1989年2月28日付で「ゆふいんの森」のキハ71-1へと改造された。改造後は竹下配置となり、その後直方気動車区竹下運用、筑豊篠栗鉄道部博多運用と組織は変わったが引き続き竹下ベースに特急「ゆふいんの森」として活躍している。

外観は車体が新製され、床下機器も機関換装がなされており台車等一部の部品が残っているに過ぎないが、DT39系台車を履く最後の2両として貴重な存在である。

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