キハ65 60



1970年5月19日日本車輌製の4次車で、昭和44年度第3次債務で鹿児島運転所へ配置された。同一ロット60・61のうち、当車のみ鹿児島へ配置されている。鹿児島では急行「フェニックス」「青島」といった幹線急行で使用された。「50-3改正」では山陽新幹線博多開業に伴うダイヤ改正で九州内の急行も見直しが行われ、急行「錦江」等のローカル急行で活躍した。1980年以降は鹿児島本線・日豊本線の快速列車や、指宿枕崎線の普通列車等で活躍し、そのままJR九州へ継承された。JR化後も引き続き主に指宿枕崎線の普通列車で活躍したが1996年3月ダイヤ改正の運用見直しで余剰となり、1996年12月12日付で廃車となった。

前面は、貫通扉には快速用のフック式ヘッドマークステイが取りつけられている。放送用ジャンパ受栓は、鹿児島工場標準のタイフォンとテールライトの間へ移設されている。
側面はほぼ原形のままであるが、タブレットキャッチャー取り付け台座及びタブレット保護板が撤去されている。
屋根上はほぼ原形のままであるが、九州標準で排気煙突が屋根から上部へ延長されている。
床下はほぼ原形であるが、スカート下のスノープロウが撤去されている。


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