キハ65 70



1971年3月17日日本車輌製の5次車で、昭和45年度第1次債務で高松運転所へ配置された。同一ロット68〜70全車が高松へ配置されている。高松では比較的平坦な徳島地区を除く四国全域の急行列車の冷房化に使用された。国鉄最期の「61-11改正」時にキハ185系投入により急行が大幅に削減され当車は余剰となり、徳島の車齢の高いキハ28を置き換えるべく1986年10月29日付で徳島へ転出し、そのままJR四国へ継承された。JR化後は1989年1月27日付で「四国色」へ変更され、徳島で急行「阿波」を中心に活躍した。1990年11月21日のダイヤ改正で急行「阿波」がすべて特急に格上げされた後は急行「よしの川」を中心に活躍した。しかし1992年3月改正以降バケットシート化されたキハ65が松山より転入すると余剰となり、1992年3月31日付で廃車となった。

前面は登場時ほとんど変わっていない。
側面もほぼ原形のままであるが、タブレットキャッチャーの取り付け座及びドア横の保護板が撤去されている。
屋根上はほぼ原形のままである。
床下はほぼ原形であるが、スカート下のスノープロウは取り外されている。


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