キハ65 77



1971年6月11日日本車輌製の6次車で、昭和45年度第2次債務で高松運転所へ配置された。同一ロット77〜79のうち、当車のみ高松へ配置されている。高松では比較的平坦な徳島地区を除く四国全域の急行列車の冷房化に使用された。国鉄最期の「61-11改正」時にキハ185系投入により急行が大幅に削減され当車は余剰となり、徳島の車齢の高いキハ28を置き換えるべく1986年10月28日付で徳島へ転出し、そのままJR四国へ継承された。JR化後は1989年度中に「四国色」へ変更され、急行「阿波」をはじめ急行「よしの川」等で活躍した。1990年11月のダイヤ改正では急行「阿波」は全廃されたが引き続き徳島配置で急行「よしの川」活躍した。しかし1996年3月ダイヤ改正で徳島本線高速化により特急「剣山」が設定された際に余剰となり、1997年12月19日付で廃車となった。

前面は登場時ほとんど変わっていない。
側面もほぼ原形のままであるが、タブレットキャッチャーの取り付け座及びドア横の保護板が撤去されている。また、客室強制換気の吸気口も撤去されている。
屋根上はほぼ原形のままである。
床下はほぼ原形であるが、スカート下のスノープロウは取り外されている。1990年代中盤より台車等を含めた床下機器がグレーで塗装されている。


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