キロ26 7



1961年9月21日日本車両製の1-2次車で、昭和36年度本予算(内示)で函館運転所に新製配置された。同一ロット6・7全車が函館へ配置されている。当車は非冷房車として落成している。函館では新設された三階建急行の「オホーツク」「宗谷」「摩周」で使用されたが、輸送力の増加に伴いこの3階建て急行も後にそれぞれ単独運転となり、1964年度に苗穂へ転属した。以降苗穂では道内全域の急行で活躍したが、「55-10改正」では急行グリーン車の大幅削減により余剰となり、1980年12月26日に廃車となった。

側面は、冷房発電セット用の吸気口が2-4位側側面に設けられている。なお昭和36年度日本車輛製のキロ26は、1-3位側機関冷却水給水口位置が他と違い前から3番目の窓下付近にある。(キロ28の給水口位置とほぼ同じ)
屋根上は、元非冷房車のため屋根が高く、冷房化に際しクーラー脇に押込み通風器が設置されている。クーラーは角型と標準型が混じって搭載されている。
床下は、4DQ-11P発電セットを搭載している。

キハ58イラストのページへ戻る

キハ58系のページへ戻る

ホームへ戻る