キロ26 12



1961年11月10日帝国車両製の2次車で、昭和36年度本予算(残)で苗穂機関区に新製配置された。同一ロット11〜15のうち、12〜15が苗穂へ配置されている。当車は非冷房車として落成している。苗穂では道内全域の急行で活躍した。1966年には札幌運転区の開区に伴い同区へ転属し、引き続き道内全域で使用された。「ヨンサントオ改正」では運用の都合で再び苗穂へ転じている。その後も道内全域で使用されたが「59-2改正」で急行の削減により余剰となり、1985年2月7日付で廃車となった。

側面は、冷房発電セット用の吸気口が2-4位側側面に設けられている。
屋根上は、元非冷房車のため屋根が高く、冷房化に際しクーラー脇に押込み通風器が設置されている。クーラーは北海道では珍しく角型で統一されていた。
床下は、4DQ-11P発電セットを搭載している。


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