キロ28 169


1986年頃の姿

1965年10月30日帝国車両製の6-5次車で、昭和40年度第1次民有で秋田運転区に新製配置された。同一ロット166〜169全車が秋田へ配置された。当車は新製時より冷房車である。秋田では急行「おが」をはじめ、奥羽本線系統や東北北部の急行で活躍した。その後1973年のダイヤ改正では急行「しらゆき」の運用も秋田となり、以降は「しらゆき」「おが」をメインに活躍した。しかし東北・上越新幹線開業に伴う「57-11改正」で東北地区の急行が大幅削減された際に急行グリーン車は全車余剰となり、保留車として在籍したのち1986年3月31日付で廃車となった。

側面はほぼ原形である。
屋根上は、原形のまま変化ないが、クーラーキセは角型のものと小判型のものが混在している。
床下は、台車がキハ81系から転用されたDT27系空気バネ台車に換装されているのが珍しい。


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