キロ28 185



1966年1月19日帝国車両製の6-5次車で、昭和40年度第1次民有で竹下気動車区に新製配置された。同一ロット178〜185のうち、184・185が竹下へ配置された。当車は新製時より冷房車である。竹下では九州全域の急行で使用されたが、電化の進展により次第に長崎本線系統中心となっていった。「55-10改正」では九州内の急行削減が行われ、また長崎本線の「出島・弓張」の一部が特急格上げされたことから竹下区の急行運用は無くなり、1980年10月4日付長崎へ転じ引き続き急行「出島・弓張」で活躍した。しかし「57-11改正」で両急行が廃止されると1982年11月25日付で人吉へ転じ、急行「くまがわ」で使用されるようになった。なおこの転属で人吉のキロ28 104が玉突き廃車になっている。その後人吉での活躍は長く続かず「59-2改正」で九州内の全急行からグリーン車が外されると余剰となり、1984年11月20日付で廃車となった。

側面はほぼ原形である。
屋根上は、原形のまま変化ない。
床下もほぼ原形のままである。


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