キロ28 188 → キロ28 2188



1966年4月8日帝国車両製の6-6次車で、昭和40年度第1次債務で米子機関区に新製配置された。同一ロット186〜189のうち、当車のみ米子へ配置された。米子では山陰本線・伯備線系統の急行で活躍した。1975年3月には山陽新幹線博多開業に伴う特急型の移動により急行も一部再編が行われ、当車は鳥取へ転属した。鳥取では急行「白兎」「但馬」「砂丘」等で長く活躍した。その後運用効率を上げるため冷房発電セットが4VKへ換装されることになり、1980年7月15日付で改造され2188へ改番された。その後も同急行で活躍したが、国鉄最後の「61-11改正」で福知山線電化により急行「白兎」が廃止され、また「但馬」のグリーン車連結も廃止されたことから用途を失い、1987年2月6日付で廃車となった。

側面は、発電セットが4VKへ換装された際に、これの吸気口が1-3位側へ設けられ、2-4位側にあった4DQ-11P用の吸気口は埋められている。
屋根上は、ほぼ原形のままである。クーラーはルーバーがスリット状とメッシュ状のものが混在している。
床下では、機関予熱器が7次車以降に準じ大型のWH250へ換装されている。冷房発電セットは3両給電の4VKへ換装されている。


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