キロ28 196 → キロ28 2196



1966年10月24日帝国車両製の7-2次車で、昭和41年度本予算で美濃太田機関区に新製配置された。同一ロット196〜198全車が美濃太田へ配置された。当車は新製時より冷房車である。美濃太田では急行「のりくら」の他急行「きそ」「大社」「紀州」等、名古屋を起点とする急行で活躍した。後に運用効率を上げるため発電ユニットを4VKに換装することになり、1979年5月23日付で「キロ28 2196」へ改造された。以降引き続き美濃太田で活躍したが、「60-3改正」では急行「紀州」の廃止及び「のりくら」の削減が行われ当車は余剰となり、1986年7月23日付で廃車となった。

側面は、発電セットが4VKへ換装された際に、これの吸気口が1-3位側へ設けられ、2-4位側にあった4DQ-11P用の吸気口は埋められている。
屋根上は、ほぼ原形のままである。
床下では、冷房発電セットは3両給電の4VKへ換装されている。水タンクは原形の鋼製タンクのままである。


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