キロ28 504



1968年5月11日新潟鐵工製の第8-2次車で、昭和42年度第2次債務で青森運転所へ配置された。同一ロット503〜505のうち、当車のみ青森へ配置された。当車はモデルチェンジ車に該当し、新製時より冷房を搭載していた。青森では急行「しらゆき」をはじめ、奥羽本線系統や東北北部の急行で活躍した。その後青森運転所は電車特急・寝台特急の増加に伴い手狭となり、1973年10月改正で秋田へ急行型気動車が移管され、当車も秋田へ転属した。その後は主に急行「しらゆき」「おが」で活躍した。しかし東北・上越新幹線開業に伴う「57-11改正」で東北地区の急行が大幅削減された際に急行グリーン車は全車余剰となり、保留車として在籍したのち1986年3月31日付で廃車となった。

側面はほぼ原形のままであり、当ロットは新製時より便所窓が横長になっている。
屋根上は原形のままである。
床下は、水タンクが0・100番台車同様の旧型の鋼製タンクに交換されているのが珍しい。


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