キロ28 2514



1969年5月9日富士重工製の第8-5次車で、昭和43年度第4次債務で米子運転所へ配置された。同一ロット2514・2515全車が米子へ配置された。当車は新製時より冷房化されまた4VK発電セットを装備している。しかし新製直後には需給の関係で浜田に転属している。浜田では急行「だいせん」「石見」をはじめ、山陰本線の急行で長く使用されたが、伯備線電化に伴う「57-7改正」では山陰地区の急行見直しが行われ、1982年7月2日付で米子へ転出した。米子では同じく急行「だいせん」で活躍したが、国鉄最後の「61-11改正」で福知山線電化により急行「だいせん」が廃止されたことから用途を失い、キハ58系の最終ロット車で車齢も若いながら1987年2月6日付で廃車となった。

側面はほぼ原形である。
屋根上はほぼ原形のままであり、12系客車やキハ65に準じた車体断面が特徴である。
床下もほぼ原形のままである。


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